役所広司 テレ朝「女系家族」に特別出演 遺産相続争い発端の当主・矢島嘉蔵役

[ 2021年11月15日 06:00 ]

テレビ朝日「女系家族」に出演する役所広司と宮沢りえ(C)テレビ朝日
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 女優の宮沢りえ(48)と寺島しのぶ(48)がダブル主演するテレビ朝日の2夜連続スペシャルドラマ「女系家族」(12月4、5日 後9・00)に、俳優・役所広司(65)が特別出演することが15日、発表された。

 1963年の山崎豊子さんの名作小説のドラマ化で、大阪・船場を舞台にした遺産相続をめぐる物語。4代続く老舗木綿問屋「矢島商店」の当主が亡くなり、三姉妹と当主の愛人の4人の争いが繰り広げられる。脚本・監督は鶴橋康夫氏が担当する。

 役所が演じるのは、壮絶な遺産相続争いの発端となる「矢島商店」の4代目当主・矢島嘉蔵で、寺島演じる総領娘の藤代、水川あさみ(38)演じる千寿、山本美月(30)演じる雛子の3姉妹の父。総資産数十億円を遺してこの世を去るも、彼には家族にも秘密にしていた7年来の愛人がいた。宮沢が演じるその女性・浜田文乃について遺言状に書き記したことで、矢島家は壮絶なまでの遺産相続争いを繰り広げていくことになる。

 役所は撮影について「鶴橋康夫監督とは本当に久しぶりにご一緒したのですが、監督の『スタート!』『オッケー!』の声も、撮影の合間のジョークも相変わらずで(笑)、懐かしく撮影に臨みました。鶴橋組もスタッフはだいぶ若手に替わりましたが、雰囲気は変わらず…。監督が時折出してくれる『大オッケー!』を励みに、今回も頑張りました」と振り返る。「愛人役の宮沢りえさんとは、これまで同じ作品には出たことがあったのですが絡みはなかったんです。本当に素晴らしい女優さんですから、同じ画面でお芝居ができることを楽しみにしていました。今回は少ない時間でしたがいろいろお話することができました」とコメントした。

 同作にはほかに渡辺えり(66)、長谷川朝晴(49)、山村紅葉(61)、伊藤英明(46)、余貴美子(65)、奥田瑛二(71)も出演する。

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2021年11月15日のニュース