金子恵美氏 横田めぐみさん拉致44年「家族会が望んでいる早期の首脳会談をまず実現」「国民で後押しを」

[ 2021年11月15日 11:47 ]

金子恵美氏
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 元衆院議員の金子恵美氏(43)が15日、フジテレビ「めざまし8」(月~金曜前8・00)に出演。北朝鮮による拉致被害者横田めぐみさん=失踪当時(13)=が消息を絶って15日で44年となることに言及した。

 「忘れるな拉致 県民集会」(新潟日報社など主催)が14日に新潟市で開かれ、横田めぐみさんの母、早紀江さん(85)がリモートで参加し「最後の力を振り絞って頑張っていきたい。(岸田文雄首相は)日朝会談を開き、取り残されている日本人をなんとしてでも取り返してください」と訴えた。

 金子氏は「この問題の解決は、政治が力を発揮するしかないので、早紀江さんのおっしゃっていた、いつになったら政府が結果を出してくれるんだという思いというのは、この44年間ずっと思い続けてこられたんだと思う。であるならば家族会が望んでいる早期の首脳会談をまず実現するということが第一歩だと思います」とした上で、「政治への後押しとなるのは世論だと思っていて、国民の怒りの声というものを上げていかなければいけないということっで毎年、東京で国民集会であるとか新潟県でも県民集会というのが開かれている」と話した。

 そして「ただ、まだ国民の中でも知らない方々が多いというのも現実で、平成14年の小泉首相が日朝首脳会談を実現したことをリアルタイムで知らない小中高校生たちにいかにして伝えていくのかということを大阪府議会で先日、拉致問題の啓発を推進していこうという決議案を提案するという提案がありましたけど、地方議会でもそういう動きをしてほしい」と言い、「まずはきょう11月15日が拉致された日だということを国民皆さんに知っていただきたいし、思いをはせていただきたいと新潟県民の一人として思います」と自身の思いを述べた。

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