上沼恵美子「100万ドルの笑顔、心の財産になっております」 仁鶴さん追悼番組で感謝の気持ち示す

[ 2021年9月11日 13:21 ]

笑福亭仁鶴さんを追悼する「バラエティー生活笑百科『ま~るくおさめまっせ』―ありがとう笑福亭仁鶴さん―」に出演の上沼恵美子
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 タレントで歌手の上沼恵美子(66)は11日、8月17日に84歳で亡くなった落語家・笑福亭仁鶴さんを追悼するNHK総合「バラエティー生活笑百科『ま~るくおさめまっせ』―ありがとう笑福亭仁鶴さん―」(11日後0・15、全国ネット)に出演。「ニコッとした仁鶴師匠の100万ドルの笑顔を私に注いでいただいたこと、心の財産になっております。ゆっくりお休みください」と仁鶴さんに感謝の気持ちを表した。

 上沼は85年にスタートした同番組に第1回放送から相談員として出演。86年3月から室長として登場した仁鶴さんと共演した。共演はこの番組が初めて。「スターの仁鶴師匠とご一緒できることが震えるほど嬉しかったです。上品で、必ず敬語をお使いになって。全然面白くなくてもハハハと笑ってくださって。次が喋りやすかった」と人柄を思い起こしていた。さらに「もっと素敵な話をしたかったし、相談したかった。丸~くおさめてもらいたかったです。夫婦のことやら、聞きたかったです」と故人を偲んだ。

 仁鶴さんとの思い出を語ったオール巨人(69)。「師匠はいろいろ気を使ってました。言うてはいかんこと、言うていいこと。慎重だった」と振り返った。ゴルフ好きの仁鶴さんとは「何十回も一緒に行かせてもらいました」と懐かしみ、「ひと言では言えないけど、ものすごく、素晴らしいお笑いのセンスをお持ちでした。ほしいですけど」と締めくくった。

 「ほんまかいな、そうかいな」「笑うてる場合か」「知らんかっとってん」と仁鶴さんの言葉で始まった追悼番組の最後には、番組相談室CEOの桂南光(69)が「これからも『四角い仁鶴がま~るくおさめまっせ』のセリフから始めさせていただきます。仁鶴師匠には名誉相談室長として、これからも支えていただきますようによろしくお願い申し上げます」と仁鶴さんに語りかけた。

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