「路線バスで!」千葉真一さん出演回を再放送 デビュー前の長男・新田真剣佑と話す貴重場面も

[ 2021年9月11日 17:22 ]

千葉真一さん
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 8月に新型コロナウイルスによる肺炎で死去した俳優・千葉真一さん(享年82)が生前、ロケに参加したフジテレビ系「タカトシ温水の路線バスで!」(土曜隔週正午)が11日、再放送された。

 番組冒頭では「千葉真一さんが8月19日ご逝去されました。心よりご冥福をお祈りいたします」とテロップを表示し、故人を追悼した。

 ロケは14年に行われたもの。「裏川越~千葉真一と行く!埼玉の日光」の副題で、千葉さんがお笑いコンビ「タカアンドトシ」、俳優・温水洋一(57)とともに、“埼玉の日光”と呼ばれる妻沼聖天山などを路線バスで散策する姿を紹介した。

 千葉さんはロケ中に電話で、「マッケン、今、俺、撮影中なんですよ、今日」などと、日本での俳優デビュー前の長男・新田真剣佑(24)と話す貴重な場面も。また、子供を乗せた女性のベビーカーをバスに乗せるなど、心優しい一面も見せていた。

 番組はマイペースな千葉さんに合わせ、予定の行程が消化できなかった様子。タカトシ、温水との別れの場面では、握手しながら「もう1回、呼んで下さい。それじゃあ、お元気で」と番組への再出演を願っていたが、それも叶わなかった。

 番組エンディングでは、「千葉真一さん、本当にすてきな方でした」とナレーションが流れ、「千葉真一さん ありがとうございました」と出演の感謝がテロップで表示された。視聴者からはSNSで「千葉さんの回お人柄が出てて良い回でしたね」、「まさか千葉さんがコロナで亡くなるとは思って無かったので、再び観られて良かったです」といった感想が寄せられていた。

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2021年9月11日のニュース