パックン 1週間で一家全員がコロナ感染 対策徹底も「やっぱり手強い相手だなと思いました」

[ 2021年9月11日 09:03 ]

パックンこと、パトリック・ハーラン
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 お笑いコンビ「パックンマックン」のパックンことパトリック・ハーラン(50)が11日、フジテレビ「めざましどようび」(土曜前6・00)にVTR出演。新型コロナウイルスで、家庭内感染が起きた時の様子を語った。

 パックンは妻と2人の子供と暮らす4人家族。8月14日、12歳の長男が新型コロナウイルスに感染。その後、保健所から自宅療養を求められ長男用の隔離部屋を設置するなど感染対策を徹底し、隔離生活を行ったが妻、娘、パックンも感染。長男が陽性と診断されてから約1週間で、一家全員の感染が確認された。

 長男のために隔離部屋を設置し、感染対策を行っていた当時について「やり取りは完全にドア越しでやろうと決めたんですが、食事を用意しては(ドアの)外に置いて、彼専用のトイレも設置した」と説明。しかし、風呂は家族で共有せざるを得ないため苦労は多かったようで「窓を全開にして彼が通る時はみんな下がって、使ったタオルはすぐ洗濯物に入れて洗ってもらうとか」と接触を最小限に抑え、家族で手分けして看病を続けていたという。

 対策を徹底していたのにもかかわらず、長男が陽性と診断されてから約1週間で、一家全員の感染を確認。「我々、手袋もしてるんです。消毒液もかけてるんです。家庭内感染を完全に防ぐつもりだったんですけど、やっぱりこれ(新型コロナ)は手強い相手だなと思いました」と回想。家庭内感染が起こった時については「幸いなことに少しそれぞれの症状のピークがずれることによって、お互いに看病できたんですね。高熱を出している人は周りの人が支えて、その人が治ったら後になった人を看病する」と話し、「1番つらかったのは子供に会えない時期ですね。1人で隔離してて高熱が出ておう吐もしている、でも寄り添って看病も出来ない。その時はやはり親にとって1番心配。心が重いんですね」と振り返った。

 最後には「(家族が)濃厚接触者になった場合、もしくは陽性者になった場合はどうすればいいのか事前に計画を立てるべきですね。こういう準備があるだけでも結構心強いかなと思うんです」と自身の経験からメッセージを送った。

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2021年9月11日のニュース