眞栄田郷敦 サックスでプロ目指すも挫折…思いは「まったくなかった」芸能界入りのきっかけは父と兄

[ 2021年9月11日 09:33 ]

眞栄田郷敦
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 俳優の眞栄田郷敦(ごうどん、21)が10日放送のTBS「A-Studio+」(金曜後11・00)にゲスト出演。芸能界入りのきっかけについて語った。

 映画「柳生一族の陰謀」、ドラマ「影の軍団」など日本を代表するアクション俳優で、先月19日に新型コロナウイルスによる肺炎のため急逝した千葉真一さん(享年82)を父に持ち、兄・新田真剣佑(24)も人気俳優の地位を確立している。

 郷敦は米国で生まれ、12歳まで米国で育ち、中学は京都、高校は岡山で学生生活を送った。高校まではプロのサックス奏者を目指すも、受験で挫折し、映画「小さな恋のうた」(2019年)で俳優デビュー。TBSドラマ「ノーサイド・ゲーム」(2019年)で注目を集め、以後、さまざまな映画、ドラマに出演している。

 「小学校までアメリカで、授業でバンドの授業があって、それでサックスを始めてみようかなと思って始めた。中学校に入って、従兄が部長で、楽器もやっていたし、吹奏楽部入ろうって。それからですね。本気でプロは目指してましたね」と回顧。それでも「落ちる気はしてなくて、絶対に受かると思っていた」という東京芸術大学の受験に失敗し、サックスの道を断念したという。

 受験の段階では、芸能界への思いは「まったくなかったですね」ときっぱり。それが父、兄が進んだ芸能界へ進むきっかけとなったのは“父からの誘い”だったという。

 「ちょうど(受験に)落ちたぐらいの時に、兄の『OVER DRIVE』(2018年公開)って作品がありまして、父に誘われて、関係者だけの初号(試写)に行かせてもらった」と郷敦。作品を観た時は「すごいな、逆に自分は絶対にできないな」という思いが強かったというものの、「その時に、ROBOTという制作会社の映画だったので、ご挨拶とかさせていただいて、この役(『小さな恋のうた』の慎司役)をどうかって言っていただいて…」とデビュー作のオファーが舞い込んだという。

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2021年9月11日のニュース