とろサーモン久保田 番組を自腹購入で謎の反響「使ってない畑があるんで買って下さいって」

[ 2021年9月11日 13:17 ]

お笑いコンビ「とろサーモン」の久保田かずのぶ
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 お笑いコンビ「とろサーモン」久保田かずのぶ(41)が、11日放送の読売テレビ「今田耕司のネタバレMTG」(土曜前11・55)に出演し、自腹購入した地上波テレビ番組枠の裏側を語った。

 久保田はAmazonプライム配信のお笑い番組「ドキュメンタル」で、賞金2000万円を獲得。その一部を使って、チバテレビの番組枠を購入し、7月に「とろサーモン久保田、テレビ局の枠を買う。」を放送した。番組では、人気セクシー女優をはべらせた久保田のデレデレぶりがうかがえる、お色気感たっぷりな場面をVTRで紹介。久保田は「いろいろしたいことがあって、規制とかモラルとかコンプラ(イアンス)でみんな“ビン詰め”されて、表現できない芸人いっぱいいるんですよ」と主張した。

 ところが、「車両代だったりとか、スタジオを借りる金とか、このスタッフを使うとこれくらいかかるだとか」と、久保田の想像以上に制作費がかさみ、1クール(3カ月)の放送予定がわずか1カ月で終了。「来たもの全部、お金を出していってたら、3回目(の放送)くらいからもうやばいとなって」と、火の車だった財政事情を告白した。

 苦い経験ではあったが、思わぬ反響もあったという。「良かったのは、買ってからヤフートップにニュースで上げてもらって、ツイッターのDMとかで、千代田区かどこかの地元のラジオの方から、『ラジオの(枠を)買ってくれませんか?』とか、めっちゃ『買ってくれ』が来たんですよ」。金があり余っていると勘違いされたのか、「木更津の方、顔も知らないけど、『使ってない畑があるんで買って下さい』って」とトンチンカンな連絡もあったといい、「畑は買えません」と答えたことを明かした。

 番組には、相方の村田秀亮(41)も出演。久保田は相方へのギャラを所属する吉本興業を通じて払ったといい、「言いたいこといっぱいあるけど、たくさん吉本にお金を渡したような気がします」と笑わせていた。

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2021年9月11日のニュース