「TOKYO MER」賀来賢人 役者人生最大のピンチ「だから言ったじゃん」最終回は「全部のせ」

[ 2021年9月11日 11:40 ]

日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」で医系技官・音羽役を好演している賀来賢人(C)TBS
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 俳優の鈴木亮平(38)と賀来賢人(32)が11日、TBS「王様のブランチ」(土曜前9・30)にVTR出演。12日に注目の最終回を迎える同局日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(日曜後9・00)をPRした。

 <※以下、ネタバレ有>

 鈴木が同局看板枠・日曜劇場初主演を務め、「僕のヤバイ妻」「グランメゾン東京」などで知られる黒岩勉氏がオリジナル脚本を手掛ける医療ドラマ。コロナ下の医療従事者に勇気を与えるべく、都知事の号令により新設された救命救急のプロフェッショナルによる架空のチーム「TOKYO MER」の奮闘を描く。

 「MER」は「モバイル・エマージェンシー・ルーム」の略称。チームは最新の医療機器とオペ室を搭載した“動く手術室”専用の大型車両「ERカー」を駆使。事故や災害の現場に急行し、いち早く負傷者に救命処置を施していく。

 賀来は主人公のMERチーフドクター喜多見幸太(鈴木)とバディを組む医系技官・音羽尚役を好演。その“ツンデレ”ぶりが反響を呼んだ。

 賀来は「(撮影の過酷さは)過去、No.1ですね」と告白。「山もあったし、トンネルもあったし、地下もあったし、英語もしゃべらなきゃといけなかったし」。閉所恐怖症のため「1人でパニックになっていました」という第7話の防護服に続き、第9話はガスマスクを着けての演技。「7話を何とか撮り切って、9話の台本を見たら、また。いや、だから、閉所恐怖症って言ったじゃん(笑)。役者人生の中で一番のピンチでしたね」と振り返り、鈴木も「口数は減ってましたね」と証言した。

 最終回については、鈴木は「我々がこのドラマで描きたかったものが、最終話に詰まっているんですよ。先週、かなり衝撃的な展開がありましたが、そのためだったので。全員が主役なんですよ。自信作になっております」とアピール。賀来は「心をくすぐられると、ゾクゾクっとするじゃないですか。それがずっと続く感じ。だから、全部のせですね、最終話は」と表現した。

 最終回は最愛の妹・涼香(佐藤栞里)を亡くし、失意の喜多見(鈴木)はMER脱退を告げ、赤塚(石田ゆり子)は意識不明のまま。音羽(賀来)も天沼(桂文珍)に動きを封じられ、遂にMER解散が決定してしまう。そんな中、エリオット椿(城田優)による連続爆破テロで東京中が炎上。多くの負傷者が出るが、喜多見も音羽も出動せず。ERカーの使用も禁じられ、MERメンバーは最大のピンチを迎えた。しかし、その時、それぞれの心を震わせる「言葉」が響いた…という展開。

 最終回「最終章 後編」は15分拡大。タイトルは「伝説に消えた勇者たち…MER最後の戦い」。

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