矢作兼 愛知“密”フェス主催者の不祥事で思い出すあの事件「最悪ですね。あれ思い出しちゃったもん」

[ 2021年9月8日 12:47 ]

「おぎやはぎ」の矢作兼
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 お笑いコンビ「おぎやはぎ」の矢作兼(50)が8日、フジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)に生出演し、新型コロナウイルス感染防止対策が不十分な状況で開催された愛知県常滑市で8月に開催された野外音楽フェス「NAMIMONOGATARI2021」について言及した。

 同フェスでは酒類が提供されたり、観客同士がマスクなしで密な状態で参加するなど、運営上、観客のルール上で数々の問題が浮上。6日までにフェス参加者14人の新型コロナ感染が発覚し、クラスターに認定された。また経産省は、当初予定していた3000万円の補助金の交付を取り消す方針を固めた。

 今後、フェスを開催するイベント関係者にも大きな悪影響が懸念される事態。MCの坂上忍(54)から「フェスとかイベントを考えている人たちにとっては『勘弁してくれよ』という話でしょ?」と話を振られると、矢作は「一つこういうの出たら…。ここのイベント会社、最悪ですね。あれ思い出しちゃったもん。レバ刺し」と答えた。

 矢作が引き合いに出したのは、11年に焼肉店で提供されたレバ刺しで4人が死亡した集団食中毒事件。坂上から「えっ?」と疑問を投げかけられると、矢作は「レバ刺しなんか、みんなちゃんと処理して出してたのに、一つのところが変なこと、不衛生で出しちゃったから、レバ刺し食べられなくなっちゃったんだから」と補足説明した。坂上が「ここでレバ刺し出てくるってすごいよね」と驚くと、矢作は「あそこのせいなんだから。ダメよ、ああいうことしちゃ」と指摘した。

 矢作の絶妙なたとえを受け、続けて意見を求められた相方の小木博明(49)は、「直前でレバ刺しの話が出たから、レバ刺し以上を探してるけど…」と口ごもり、矢作から「いいんだよ。レバ刺し以上を探さなくても」と突っ込まれていた。

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2021年9月8日のニュース