桂塩鯛 「スーパースターだった」仁鶴さんへ感謝 

[ 2021年9月8日 16:14 ]

毎年恒例の独演会に気合を込める桂塩鯛
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 落語家の桂塩鯛(66)が8日、大阪市内で毎年恒例となっている独演会(10月24日、サンケイホールブリーゼ)の取材会を行い、先月17日に亡くなった笑福亭仁鶴さんへ感謝の言葉を述べた。

 落語の世界に入る前から、仁鶴さんは「スーパースターだった」といい、同じKBS京都でラジオ番組を持っていたことから、年上の仁鶴さんから「お師匠さん」と呼ばれかわいがられたという。「すごく優しくしてもらいました。素人の時にスーパースターだった方から“お師匠さん”なんて呼ばれるなんて夢にも思わない。ありがたい話でした」としのんだ。

 独演会では、桂文枝が三枝時代に作った「読書の時間」に「不動坊」「皿屋敷」の3席を披露する。「文枝さんの落語はこれで3年連続ですか。これを最後にしようかな。そないずっとやってたらうちの師匠(桂ざこば)の目が怖くなるんでね」と笑わせた。

 大のオリックスファンでも知られる塩鯛。今シーズンは4回球場に足を運んだが「めずらしく全部勝ってるんですよ。いつも私が行く試合は1勝3敗ぐらいですから…。今年は気持ちのいいシーズン」と、首位のチームにもご機嫌だった。

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2021年9月8日のニュース