愛知“密フェス”出演の3組があいち医療応援基金に寄付 大村知事明かす

[ 2021年9月8日 21:35 ]

音楽フェス「NAMIMONOGATARI」の公式サイトに掲載されたお詫びの一部(「NAMIMONOGATARI」公式サイトより)

 愛知県の大村秀章知事は8日、自身のツイッターで、同県常滑市で8月に開催された野外音楽イベント「NAMIMONOGATARI2021」に出演したアーティスト3組から「あいち医療応援基金」に寄付があったことを明らかにした。

 寄付をしたのはラッパーのCIMBA(38)、Awich(34)、ユニット「CREAM」。同知事は「ご寄附は、献身的にご尽力頂いている医療従事者の方々のために役立てて参ります。誠にありがとうございました」としている。

 大村知事はこの日の会見で、感染が判明した観客らは少なくとも22人に上ると明らかに。県はクラスターと認定している。

 CIMBAは今月2日に更新したインスタグラムで「NAMIMONOGATARI2021」出演を謝罪し、「出演料とグッズの売り上げ金を『あいち医療応援基金』に全額寄付させて頂きます」と発表していた。また、CREAMのStaxx TとMinamiも2日、「今回のライブ出演料、会場で販売したCREAMのオフィシャルグッズの利益」を全額寄付することを表明し、Minamiは「今回の件はお金で解決できない、取り返しのつかない問題ですが、出演したことによって国民のみなさん、日々命がけで頑張ってくださってる医療従事者のみなさん、CREAMを応援してくれてる CREAMTEAMのみんな、ご迷惑をかけてしまった人達への私達の気持ちです」とツイートしていた。

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2021年9月8日のニュース