爆笑問題ד片翼の少女”和合由依さん対談 コロナ延期、無観客…パラ開会式の「あの笑顔が全てを超えた」

[ 2021年9月8日 05:30 ]

爆笑問題と対談する和合由依さん(左)(撮影・会津 智海)
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 東京五輪・パラリンピックスポニチ本紙特別編集長の爆笑問題がパラリンピック開会式で「片翼の少女」として注目された和合(わごう)由依さん(13)と対談し、熱戦を振り返った。注目したのは和合さんの演技中の笑顔。コロナ禍で1年延期になり、無観客で開催された異例の大会を「あの笑顔が全てを超えた」と語った。

 太田 俺たちは東京五輪の前に「五輪で笑おうぜ!!」ってテーマを掲げた。そこから特別編集長を始めたんだよね。

 田中 五輪、パラリンピックを通じて注目したのは笑顔。和合さんの笑顔は物凄く印象的だった。

 和合 そう言ってもらって凄くうれしいです。家の鏡で表情の練習をしていたけど、口が小さいから笑っているのが遠くまで見えるかなあ、どうかなって思っていたので。

 田中 おじさんの口も小さいよ(笑い)。和合さんは凄くけなげな感じと意志がしっかりしている表情でしたよ。挑戦すればできるんだっていうメッセージを伝えてくれた。振り返れば、東京五輪は始まるまでにすったもんだがあって開催反対の声も強かった。パラリンピックの開会式も大逆風の中で迎えたよね。

 太田 コロナの感染拡大が史上最大級に広がる中で、開催自体に批判の声が上がるのは当然のこと。医療体制が逼迫(ひっぱく)して自宅で助からないっていう物凄く悲しいことも多い。そんな中だけど、笑える時には笑った方がいい。精神的にダメージが多い時代だからこそ、少しでも笑顔になることで元気になると俺は思うんだ。

 田中 和合さんもコロナ下でいろいろ感じるところが多かったのでは?

 和合 感染対策は凄く気を使って大変でした。開会式の後、大会を見ると、コロナ下だからこそ、勇気をもらえた人もいるんじゃないかなと思いました。私は4歳からやっている水泳に注目したけれど、こういう障がいがある選手が、こういうふうにやれて凄いなあって学ぶところが多かった。笑顔では車いすラグビーの倉橋香衣選手が爽やかでした。

 太田 開会式のあの和合さんの笑顔が全てを超えたと思うんだ。限界へ向かって挑む人の笑顔っていうのが光ったよね。ラストシーンで20メートルを自力で車いすをこいでいたけど、あれは自分で決めたんだって?

 和合 パフォーマンスは手動の車いすでした。普段電動車いすの私の体力を心配してくれる方々もいたんですけど、自力で走りたいって気持ちを伝えました。重い電動車いすをあえて手動に切り替えて練習もしました。

 田中 出演するって誰にも言えないんでしょ?練習もこっそりやったと思うけど、開会式の後、友達から凄かったって言われた?

 和合 物語が1話、2話みたいになっていて、その間に会長のスピーチがあった時にLINEがピコピコって鳴りました(笑い)。

 太田 バッハ会長の話長いねって?

 田中 そんなLINEじゃないだろ!しかも、しゃべっていたのはバッハ会長じゃねーし。ところで和合さんは演技経験ないんだよね。

 和合 友達が劇団四季で子役をやっていて見に行ったことがあって、演技に興味がありました。介助の先生や学校の先生、そういうお世話になった人たちに自分の姿を見せたいっていうのが凄くあって挑戦してみたんです。

 太田 5000人から選ばれて主役になったけど、オーディションで「アイーン」ってやったんだよね。

 和合 両親も私も昔から志村けんさんが好きで。凄く緊張しました。だって一発芸だもん。すべったら終わりだから(笑い)。

 田中 ここでやってもらえたりする?

 和合 (見守っていた)両親がOKなので。(実際に手ぶりも付けて)「アイーン」

 2人 アハハハハ。間がいいね。

 太田 将来は女優さんになりたいの?

 和合 半分思っています。だけど、将来はたとえ自分が女優さんにならなかったとしても、楽しまないと熱中してやれないし、楽しむことが一番って思うから、自分が楽しむ仕事に就きたいです。

 田中 しっかりしているね。

 太田 今度の夏季五輪・パラリンピックはパリ。出演者のコネでパリに行けるかもね。

 和合 それはないですよ。

 太田 俺たちは次も編集長やるぞ!パリに行くぞ!

 田中 行かねーよ!

 ▽パラリンピック開会式 はるな愛(49)ら100人のクルーがカウントダウンをして式典がスタート。コンセプトは「WE HAVE WINGS」。和合さん演じる主人公「片翼の小さな飛行機」が空へ飛ぼうと奮闘し、勇気と自信を得て空へと飛び立っていく姿が描かれた。後半はギタリストの布袋寅泰(59)が光るデコトラに乗って登場し、米映画「キル・ビル」のテーマソングなどを演奏して盛り上げた。演出はウォーリー木下氏(49)。前半部分を生中継したNHKの平均世帯視聴率は23・8%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と高い数字をマーク。

 ◇和合 由依(わごう・ゆい)2008年(平20)1月10日生まれ、東京都出身の13歳。中学2年生で3姉妹の長女。先天性の羊膜索症候群(手足の形態異常)、関節拘縮症(関節の動きに制限が見られるなどの症状)により下半身と左手に障がいがある。中学では生徒会役員や吹奏楽部で活動。趣味はミュージカル観賞など。

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