上原浩治氏 東京五輪開催への政府の動きに私見「アスリートファーストが反感を買っている」

[ 2021年5月9日 12:55 ]

上原浩治氏
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 元メジャーリーガーの上原浩治氏(46)が9日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。東京五輪開催への政府の動きについて私見を述べた。

 上原氏は昨年、米国からの帰国時に新型コロナウイルスの抗原検査で陽性反応が出たことで、ホテルでの隔離生活を経験した。「(症状は)まったく何もなかった。味覚もあって、絶好調だった」と当時を振り返りつつ「この1週間が本当に長くて、何をしたらいいんだろうっていうのがまずありましたし。何もできなかったですから」。擬陽性の可能性については「僕はそう思ってるんですけどね」とも語った。

 米国の現在の状況について「(規制は)緩和されて、テキサス州なんて100%。マスクもなしです。やっぱりワクチン接種が大きいですよね。日本は医療関係者もやってないぐらいじゃないですか。アメリカのほうは20歳ぐらいの人がそろそろやるぐらいですから」と語った。

 そんな中、東京五輪についても言及。上原氏は「アスリートファーストで考えているというのが反感を買っていると思う」と私見。「命が1番大事ですから。アスリートは確かに大事ですけど、オリンピックも大事ですけど命あってことのことなので。やっぱりそこで反発を買ってると思いますね」と続けた。

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2021年5月9日のニュース