小林幸子、初のオンラインライブで12曲熱唱「コロナで不安定な時に少しでも楽しんでもらえたら」

[ 2021年5月9日 22:00 ]

東京・新宿の日清パワーステーションリブートから生配信のオンラインライブを行った小林幸子
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 演歌歌手の小林幸子(67)が9日、初のオンラインライブを行った。東京・新宿のライブハウス「日清食品パワーステーションリブート」から生配信。「本当はお客さんの前で歌いたいけど、コロナで不安定な時に少しでも楽しんでもらえたら」と思いを明かし、VR技術を駆使したステージから、ヒット曲「千本桜」など12曲を歌唱した。

 桑田佳祐や忌野清志郎さんも立った「パワステ」のステージ。98年に閉場したが、昨年、配信用のライブハウスとして生まれ変わった。「新しくなってから演歌の歌い手が立つは初めてなんですって。だから着物も新調しました」と笑顔。SOPHIAの松岡充もゲスト出演し、2人のユニット「しろくま」の曲を披露した。

 幸子は来月5日、故郷・新潟県で東京五輪の聖火リレーを走る予定。6月5日は、前回の東京五輪が開催された1964年に「ウソツキ鴎」でデビューした記念日。「デビュー日に故郷を走れるなんて、こんなに幸せなことはない。いろんなことが取りざたされていますが、気持ちとしては走りたい」と語った。

 新型コロナウイルスの感染拡大で、毎年恒例の新潟県長岡市山古志地域の「小林幸子田」の田植えには行けず。「山古志のおかみさんたちが代わりにやってくれました。稲刈りの時に行けたらいいなと思います」とコロナの収束を心待ちにしている。ただ「ワクチン接種の案内がまだ来ない」といい、「早く来てほしいですね」と話した。

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