「ドラゴン桜」阿部寛16年ぶり“伝説の名台詞”炸裂「バカとブスこそ東大へ行け!」長澤まさみも「出た」

[ 2021年5月9日 21:54 ]

日曜劇場「ドラゴン桜」第3話。「バカとブスこそ東大へ行け!」と言い放つ桜木(阿部寛)(C)TBS
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 俳優の阿部寛(56)が主演を務めるTBS日曜劇場「ドラゴン桜」(日曜後9・00)は9日、第3話が放送され、前作の“伝説の名台詞”「バカとブスこそ東大へ行け!」が阿部の口から放たれた。

 <※以下、ネタバレ有>

 続編初回、主人公・桜木建二(阿部)の教え子・水野直美役を演じる長澤まさみ(33)が壇上あいさつのシーンで口にしたが、阿部が言うのは初。

 阿部が主演を務め、2005年7月期に金曜ドラマ枠でヒットした学園ドラマの16年ぶり新シリーズ。前作は、経営難の三流私立校・龍山高校を舞台に、元暴走族の弁護士・桜木建二(阿部)が落ちこぼれの生徒を東大合格へ導いた。今回の原作は、18年から週刊漫画誌「モーニング」(講談社)に連載されていた三田紀房氏の「ドラゴン桜2」。前作の原作「ドラゴン桜」(03~07年連載)の15年後を描くが、今作は現代の日曜劇場にふさわしいエッセンスを盛り込んだドラマオリジナルの物語が展開される。

 阿部が伝説の弁護士・桜木役に再び挑戦。長澤が桜木の教え子・水野直美役を続投。水野は一浪して東大に合格し、弁護士資格を取得。新シリーズはドラマオリジナルの舞台・龍海学園の教頭・高原浩之(及川光博)が学園再建のため、桜木と水野を招き、幕を開けた。

 第3話は、東大合格者を見送るシンボルとして、桜木(阿部)が校庭に桜の木を植えた。龍海学園の龍をとって「ドラゴン桜」だ。その中、東大専科には天野(加藤清史郎)菜緒(南沙良)楓(平手友梨奈)に続き、偏差値が学年最下位の瀬戸(髙橋海人)も加わった。水野(長澤)は早速ミニテストを行うが、中学レベルの問題にも苦戦する専科メンバーに、桜木はSNSを活用した勉強法を打ち出す。一方、理事長の久美子(江口のりこ)は専科に生徒が集まり始めたことに焦り。もしも東大合格者が5人出れば辞任しなければならない。早めに専科をつぶそうと、対抗する難関大コースを新設し、理系トップの秀才・藤井(鈴鹿央士)を引き入れる。東大専科を見下す藤井に、桜木は「おまえに東大は無理だ」と断言。反発した藤井は東大の過去問を使った「東大専科」VS「難関大コース」での勝負を持ち掛け、負けた方のクラスは即廃止!存続を賭けた勝負は3週間後…という展開。

 結果は、チームワークによる勉強を生かし、シンプルに答えた東大専科の勝利。「藤井、東大受けるの、やめたら?」とヤジを飛ばした見学の生徒に対し、桜木は「そうやって人を叩くことでしか優越感に浸れないバカどもがよ」「なぜ社会はこうなっているのか?誰がどんな意図でこの仕組みを作ったのか?本質を見抜き、自分なりの答えを出す力を付けろ。その時、初めて馬車馬は人間になれる。そのためには勉強するしかないんだ。勉強ってのはなぁ、この国で許された唯一の平等なんだ」「いいか。搾取されるだけの人間になりたくなければ、不満ばかり言う人生を送りたくなければ、おまえら勉強しろ!バカとブスこそ東大へ行け!」などと熱弁を振るった。

 前作、生徒の時に「バカとブスこそ東大へ行け!」と桜木から言われた水野も、思わず「出た」とつぶやく。インターネット上にも「名台詞!出た!」「出ました桜木節!「桜木から聞けて、うれしい!」などと歓喜の声が相次いだ。

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2021年5月9日のニュース