金子恵美氏 6府県の宣言先行解除検討に「この1年の経験、知見…段階的な対策を今後打っていくんだと」

[ 2021年2月24日 10:23 ]

金子恵美氏
Photo By 提供写真

 元衆院議員の金子恵美氏(42)が24日、フジテレビ「とくダネ!」(月~金曜前8・00)に出演。菅義偉首相が3月7日を期限に10都府県で発令中の新型コロナウイルス緊急事態宣言を巡り、首都圏の1都3県を除く6府県での先行解除の検討に入ったことに言及した。

 愛知、岐阜、京都、大阪、兵庫、福岡の6府県は2月末の解除を想定する。愛知県と関西3府県の知事による要請や専門家の分析を踏まえ、24日夕に行う西村康稔経済再生担当相、田村憲久厚生労働相ら関係閣僚との協議で判断する。方針が固まれば26日に専門家による諮問委員会に諮り、政府の対策本部で正式決定する。

 金子氏は、6府県とは対照的に首都圏1都3県の4知事は23日のテレビ会議で感染者の減少ペースが鈍化しているとして先行解除しない方向で一致したことに「完全に封じ込めたいという思いが強いと思います。ただ指標は指標としてクリアしていないということと、実態の部分で病床に余裕がないっていうのを聞くと、そしてあと10日だからとにかくここは10日間頑張ろうということで解除しないというのは一定理解できるんですが、事業者の方の立場で考えれば、3月商戦を控えていて経済が動く時で一刻も早く解除してほしいと思っていると思う」と自身の見解を述べた。

 そして、6府県の先行解除に「大阪の吉村知事が解除したとしても段階的に対策を打っていくとおっしゃってます。実効的な対策を打つということだと思うんですが、昨年の今頃と今は違うので、この1年の経験、知見というものを政治行政も蓄えてきていると思いますから、3波あったわけですけど、これ以上再拡大させないための慎重な段階的な対策を今後打っていくんだと思いますね」と自身の考えを述べた。

続きを表示

2021年2月24日のニュース