松本明子 7万4203円接待の山田真貴子内閣広報官に「うちの親子3人の月の食費とあんまり変わらない」

[ 2021年2月24日 15:38 ]

松本明子
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 タレントの松本明子(54)が24日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に出演。菅義偉首相の長男の菅正剛氏が勤める放送事業会社「東北新社」による接待問題について言及した。

 国家公務員倫理規程に関する調査は終了し、24日夕にも接待を受けた総務省幹部ら13人のうち11人の処分を発表する。当時総務審議官だった山田真貴子・現内閣広報官の接待を巡っては、東北新社の費用負担が7万4203円分に上ることが判明。加藤勝信官房長官は衆院内閣委員会で、和牛ステーキと海鮮料理だったと明らかにした。野党は衆院予算委員会理事会で、山田氏を25日に参考人として招致するよう与党に要求した。

 松本は「庶民がまだまだ会食を我慢したりしている時にこういうニュースが出ると、なんかやっぱり庶民と違う世界なのかなとか、7万4203円、うちの親子3人の月の食費とあんまり変わらないというところもね」と自身の見解を述べた。

 正剛氏は総務省から衛星放送の認可を受けた子会社の役員を兼ねている。総務省は関係者への聞き取りなどにより、正剛氏らを国家公務員倫理規程上の「利害関係者」と認定。利害関係者からの接待を禁じる倫理規程違反と判断した。人事院は減給または戒告の懲戒処分に当たるとしている。総務省によると、接待を受けたのは山田氏のほか、事務次官級の谷脇康彦、吉田真人両総務審議官、秋本芳徳・前情報流通行政局長ら計13人。接待は2016年7月~20年12月に延べ39件あり、会社側の負担は総額約60万8000円に上る。

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2021年2月24日のニュース