羽生九段、能楽堂でタイトル通算100期へ第一歩 竜王戦7番勝負第1局第1日

[ 2020年10月10日 05:30 ]

東京都渋谷区のセルリアンタワー能楽堂で始まった竜王戦7番勝負第1局に臨む豊島将之竜王(舞台上右)と羽生善治九段(同左)=代表撮影=
Photo By 共同

 豊島将之竜王(30)に羽生善治九段(50)が挑む将棋の第33期竜王戦7番勝負は9日、東京都渋谷区のセルリアンタワー能楽堂で第1局を行い開幕した。

 第1日は羽生が27手目を封じ終了した。昨年、初挑戦で竜王位を獲得した豊島は史上4人目の竜王・名人同時保持者に。名人位は8月に失ったものの、9月には叡王戦を制し、2冠をキープしての初防衛戦だ。対する羽生はこれが2年ぶりのタイトル戦出場。3年前の竜王戦で通算99期目の戴冠となったが、以降3度出場したタイトル戦で敗れ、節目の100期到達に向け足踏み状態が続いていた。第2日は10日午前9時から指し継がれる。

続きを表示

この記事のフォト

2020年10月10日のニュース