巨人は5位でも侮れない!首位DeNAに前カードから3連勝 原監督、執念の継投で白星もぎ取る

[ 2023年5月11日 21:34 ]

セ・リーグ   巨人4―1DeNA ( 2023年5月11日    横浜 )

<D・巨>5回、ウォーカーの適時打で生還しハイタッチする坂本(撮影・藤山 由理)
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 5位の巨人が首位DeNAを相手に前回対戦から3連勝を飾り、借金を3に減らした。

 巨人は2回にブリンソンの左前適時打で先制すると、3回には岡本和の中犠飛で1点追加。4回には2死走者なしからブリンソン、山崎伊の連続長短打で一、三塁とすると、3連打目となる吉川の中前適時打で3点リードを奪った。

 3―0で迎えた5回にはウォーカーの左前適時打でもう1点。1点ずつながら着実に加点した。

 投げては先発右腕・山崎伊が6回に浴びた佐野の一発のみに抑え、7回途中5安打1失点の好投。原監督は4―1で迎えた7回に山崎伊が1死一塁としたところから執念の継投を見せ、この回だけで高梨、直江を投入して無失点で切り抜けた。

 失点の多い“魔の8回”には昨季まで9年間DeNAに在籍し、昨季限りで戦力外になった三上を古巣相手の初登板で4番手としてマウンドに送り、さらに大江も投入。ラストの9回は守護神・大勢と7回から5人のリリーフ投手をマウンドに送り出して逃げ切った。

 また、3番に入った坂本は3回、5回と相手先発左腕・東から2打席連続二塁打を放ち、通算423二塁打をマーク。王貞治の持っていた球団最多記録を一気に抜いて球団単独トップに躍り出た。NPB歴代では単独6位。これが現役最多を更新する通算2229安打目で、こちらは大杉勝男(ヤクルト)を抜いてNPB歴代単独18位となっている。

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