巨人・原監督が執念継投 7回からリリーフ陣5人投入 古巣登板の三上は「特別な思いで」

[ 2023年5月11日 21:56 ]

セ・リーグ   巨人4―1DeNA ( 2023年5月11日    横浜 )

<D・巨>7回、佐野を打ち取った高梨(右)を笑顔でねぎらう原監督(撮影・島崎忠彦)
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 5位の巨人が首位DeNAを相手に前回対戦から3連勝を飾り、借金を3に減らした。

 2回から5回まで1点ずつながら着実に加点。投げては先発右腕・山崎伊が6回に浴びた佐野の一発のみに抑え、7回途中5安打1失点の好投で2勝目を挙げた。

 原監督は4―1で迎えた7回に山崎伊が1死一塁としたところから執念の継投を見せ、この回だけで高梨、直江を投入して無失点。失点の多い“魔の8回”には昨季まで9年間DeNAに在籍し、昨季限りで戦力外になった三上を古巣相手の初登板で4番手としてマウンドに送り、さらに大江も投入。ラストの9回は守護神・大勢と7回から5人のリリーフ投手をマウンドに送り出して逃げ切った。

 原監督は山崎伊について「一生懸命投げていた。とても良かった」と賛辞を送り、三上については「経験値もありますしね。本人も特別な思いで今日は上がったんじゃないでしょうかね」と話していた。

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