巨人・坂本勇人 2打席連続二塁打で球団単独トップ、通算423二塁打 歴代単独18位の2229安打に

[ 2023年5月11日 20:03 ]

セ・リーグ   巨人―DeNA ( 2023年5月11日    横浜 )

<D・巨>5回、二塁打を放つ坂本(撮影・島崎忠彦)
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 巨人の坂本勇人内野手(34)がDeNA戦(横浜)で2打席連続二塁打を放ち、通算423二塁打をマーク。王貞治の持っていた球団最多記録を一気に抜いて球団単独トップに躍り出た。NPB歴代では単独6位。5位・稲葉篤紀(日本ハム)の記録には「あと6」としている。

 また、この日2本目の二塁打が現役最多を更新する通算2229安打目。大杉勝男(ヤクルト)を抜き、こちらはNPB歴代単独18位となっている。

 坂本は「3番・遊撃」に入り、7日の中日戦(バンテリンD)から3試合連続のスタメン出場。1―0で迎えた3回、1死一塁で入った第2打席だった。相手先発左腕・東がカウント2―2から投じた6球目、外角ツーシームを叩くと、打球は左中間を真っ二つに割る二塁打となった。王貞治が22年間の現役生活でマークした422二塁打に坂本はプロ17年目で到達した。

 3―0で迎えた5回には先頭打者として入った第3打席で同じく東が1ボール2ストライクから投じた4球目、外角低めツーシームを右翼線へ運んで2打席連続二塁打とした。

 今季は開幕22打席ノーヒットなど長く打撃不振に苦しんだが、今月2日のヤクルト戦(東京D)から5日の中日戦(バンテリンD)まで4試合連続複数安打。5日の試合では10試合ぶりにスタメンを外れたが、5回に代打で登場して2打数2安打1打点と活躍するなど5月の月間成績は試合前まで打率.409(22打数9安打)、1本塁打、6打点と完全復調していた。

 【NPB通算二塁打10傑】
1位 立浪 和義(中日) 487
2位 福本 豊(阪急) 449
3位 山内 一弘(広島) 448
4位 金本 知憲(阪神) 440
5位 稲葉 篤紀(日本ハム)429
6位 坂本 勇人(巨人)423
7位 王  貞治(巨人) 422
8位 張本  勲(ロッテ) 420
9位 長嶋 茂雄(巨人) 418
10位 松井稼頭央(西武) 411
※所属は最終、現役は坂本のみ

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