西武・松井監督　20歳の“若獅子”長谷川に期待　波に乗れないチームの起爆剤に

パ・リーグ   西武0―3ロッテ （ 2023年5月11日    ベルーナD ）

西武・長谷川
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　西武は8安打を放ちながら要所で一本が出ず、無得点で本拠でのロッテ戦3連敗。チームが波に乗れない中でも、松井稼頭央監督は3年目の長谷川信哉（20）に期待を寄せた。

　前日のロッテ戦で1軍昇格即「7番・中堅」スタメンで今季初出場初安打。この日はリードオフマンとして先発すると、3回に中前打を放ち2試合連続安打をマークした。

　走攻守三拍子そろった万能プレーヤーとして20年ドラフトの育成2位で入団。昨年7月に支配下登録され、昨季は37試合出場で打率.185。レギュラー定着を目指した今季は2軍で打率.324、22打点、4本塁打と好成績を挙げ、1軍での活躍を期している。

　松井監督は「レギュラーを取っていく可能性を非常に秘めた選手。（ファームで）本人もしっかりと成績を出したし、ここで一度今の状態であったり、そういうところも含めて長谷川を1軍に」と今回の昇格の意図を説明。チームの起爆剤になるためにも、20歳の“若獅子”がこれから熱き「走魂」を見せる。