【一問一答】阪神・村上 月間MVP初受賞に「まさか」連発 「皆さんに覚えられるように頑張っていく」

[ 2023年5月11日 13:00 ]

月間MVPを受賞し、笑顔でポーズを決める村上(撮影・後藤 大輝)
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 NPBは11日、3・4月の月間MVPを発表し、阪神の村上頌樹投手がセ・リーグ投手部門で初めて選ばれた。期間中に中継ぎ1試合を含む4試合に登板し、25イニング連続無失点。2勝1ホールドを挙げた。4月12日の巨人戦では7回完全投球のまま降板した。

 ―受賞した感想を。
 「まさか取れるというか、そんなことを思ってシーズン開幕からしてなかったので、本当にうれしいです」

 ―数字も素晴らしい。内容振り返って。
 「1番は四球を少なくいけたのが良かったかなと。あとはテンポよく投げられたのが、こういう結果になったのかなと思います」

 ―4月は1四球だけ。
 「無駄なランナーを出さないようにと、意識して投げたので、それがこういう結果になったと思います」

 ―7回完全の試合の感想は?
 「今季初先発ということで、まさかあんなに長いイニングを投げられるとは思っていなかったですし、それに、まさか、ああいうピッチングができるとも思っていなかったので、本当にうれしかったですね」

 ―改めて。完全投球のまま降板を告げられた時の心境は?
 「まあ、やっぱりか…って感じでしたね、そんな感じです」

 ―今季はなかなか点を許さない。
 「先制点を許さないことを1番意識してやっていて。あとは、点を取ってもらったら、それ以上取られないようにという意識で投げているので、無失点っていうのはこだわってはなかったですね」

 ―好調の要因はそのほかに。
 「フォーム的なことで感覚がいいので、それが1番つながってるのかなと思います」

 ―どのあたりが?
 「フォームのタイミングっていうか、自分のしっくりくるタイミングで投げられているのがいいかなと思います」

 ―まっスラも注目を浴びた。
 「自分はただ、ストレートを投げているだけなので、意識してマッスラを投げようと思っているわけではないので、バッターも打ちづらくなってるのでいいかなと思います」

 ―フライアウトの多さにつながっているのか?
 「そこが1番いいかなと思います。空振りを取れたりフライアウトというのが、球が伸びてる証拠だと思うので、そこは自分にとってうれしいです」

 ―去年までの2年間は1軍登板2試合だった。この活躍は特別な思いがあるか。
 「2年前、去年と悔しいシーズンだったので、今年は絶対やるぞという気持ちで臨んでいたので、今、こういう形で結果も出てうれしいです」

 ―今後の抱負は?
 「チームが勝てるピッチングをしたいというのが1番です。あとは10勝をしたいと思っているので、2桁を取れるように頑張っていきたいと思います」

 ―ファンへのメッセージを。
 「覚えてくださっている方はまだまだ少ないと思いますけど、これから皆さんに覚えられるように頑張っていくので、1年間応援よろしくおねがいします」

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