藤浪晋太郎、2回1/3を無安打無失点の好投にネット「なんとか這い上がって」「まだ安心は…」

[ 2023年5月11日 07:48 ]

ア・リーグ   アスレチックス3―11ヤンキース ( 2023年5月10日    ニューヨーク )

ヤンキース戦に登板したアスレチックス藤浪(AP)
Photo By AP

 アスレチックス・藤浪晋太郎投手(29)が10日(日本時間11日)、敵地ニューヨークでのヤンキース戦に救援登板。2回1/3を投げ、安打を許さず、2三振1四球で無失点に抑えた。無失点投球は2日のマリナーズ戦以来3試合ぶり。ア軍は初回に4失点、5回には7失点して3―11で大敗して4連敗。今季最速で30敗に到達し、借金は22に膨らんだ。

 5回、ヤンキースが2本塁打などで大量7点を奪い、9点差となった2死一塁の場面でア軍3番手として登板。3番・リゾを空振りの三振に仕留めた。イニングをまたいで6回も投げ、4番・ラメーヒューを左飛。5番・トーレスに四球を許したが、続く6番、7番を中飛、左飛に打ち取って無得点に抑えた。7回は8番からで左飛、一飛と簡単に2アウトを取り、1番・ボルペも空振り三振に斬って取った。2回1/3を無安打無失点に抑え、防御率は13・94から12・52に改善した。通算成績は10試合で0勝4敗。

 この好投にインターネット上には「紛れもなく崖っぷちの状態だと思ってます。なんとか這い上がってほしい」「コツコツ信頼を積み重ねるしかない」「これを継続すれば必ずチャンスは来ます」「MLBのマウンドに立ってるだけ立派」「まだ安心はできないです」「好投を積み重なるしかない」「また機会が与えられたら、運が良いと思って投げて欲しい」「精神的や肉体的にきつくない場面でならちゃんと投げられるのだからやはりメンタルの問題なんだろう」などの声が上がっている。

 メジャー移籍1年目の藤浪は開幕から先発ローテーションに入り、4試合に先発登板したが、制球が定まらずカウントを悪くして痛打を浴びる展開で日本投手初のデビューから4連敗。その後に救援に配置転換されたが、課題は克服できず、救援登板した4試合のうち3試合で失点していた。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年5月11日のニュース