ヤクルト 勝率5割復帰ならず…中村抹消で代役マスク内山が同点打&4投手好リードも

[ 2023年5月11日 21:33 ]

セ・リーグ   ヤクルト1-2阪神 ( 2023年5月11日    甲子園 )

<神・ヤ> 8回1死二、三塁、糸原の遊ゴロで三塁走者・小幡の生還を許す(撮影・大森 寛明)
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 ヤクルトは11日に甲子園で阪神と対戦し、1―2で敗れて連勝は2で止まった。

 勝てば4月26日以来の勝率5割復帰となる一戦。試合前には扇の要でもある中村が体調不良のため特例2023の対象選手として登録を抹消されるアクシデント。代役でマスクを被った内山が攻守でチームをけん引したが勝利をつかむことはできなかった。

 先発したサイスニードが2回1死から2者連続三塁打と珍しい形で先制を許すも最少失点で切り抜けた。1点を追う4回。1死から3番・山田、4番・村上の連打でチャンスを作ると、2死一、二塁で内山が甲子園初打点となる二塁打を放ち同点に追いついた。

 高津監督はサイスニードを5回1失点で降板させて継投を選択。大西、木澤がその期待に応えて6、7回を無失点に抑えた。だが、打線も甲子園11連勝中の阪神先発・伊藤将から追加点を奪えず。

 8回からマウンドに上がった阪神2番手・石井に対して2死から一、二塁としたが、サンタナが一邪飛に倒れた。すると、直後に4番手・清水が2安打を許し1死二、三塁とピンチを招いた。

 そして、糸原の遊ゴロに打ち取った当たりを遊撃手・長岡が本塁に送球も間に合わず勝ち越しを許してしまった。9回は3番手・岩崎の前に無得点に終わった。7安打を放ちながらもわずか1得点と打線につながりを欠き、勝率5割復帰を逃して借金2となった。

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