アスレチックス・藤浪 ヤンキース戦で中継ぎ 無安打無失点と好投

[ 2023年5月11日 05:31 ]

ア・リーグ   アスレチックス3―11ヤンキース ( 2023年5月10日    ニューヨーク )

アスレチックス・藤浪
Photo By ゲッティ イメージズ

 アスレチックス・藤浪晋太郎投手(29)が10日(日本時間11日)、敵地ニューヨークでのヤンキース戦に救援登板。2回1/3を投げ、安打を許さず、2三振1四球で無失点に抑えた。無失点は2日のマリナーズ戦以来3試合ぶり。

 アスレチックスは初回に4点、5回に7点を奪われ、3―11と大敗し4連敗。今季最速で30敗に到達し、借金は22に膨らんだ。

 5回、ヤンキースが2本塁打などで大量7点を奪い、9点差となった2死一塁の場面でア軍3人目として登板。3番・リゾを空振りの三振に仕留めた。

 イニングをまたいで6回も投げ、4番・ラメーヒューを左飛を打ち取ったが、5番・トーレスに四球を許したが、続く6番、7番が中飛、左飛で無得点に抑えた。

 7回は下位打線から左飛、一飛と簡単に2つのアウトをとると、1番・ボルペも空振り三振と、投球のリズムが良かった。

 前回登板の7日(同8日)のロイヤルズでは、1点を追う7回に2番手として登板。この回は無失点でしのいだが、2イニング目となった8回に3連打され2点を失って降板した。残した走者も生還したため、1回1/3を3失点(自責3)。9試合で0勝4敗、防御率は13・94となった。

 メジャー移籍1年目の藤浪は開幕から先発ローテーションに入り、4試合に先発登板したが、制球が定まらずカウントを悪くして痛打を浴びる展開で日本投手初のデビューから4連敗。その後に救援に配置転換されたが、課題は克服できず、救援登板した4試合のうち3試合で失点していた。

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