阪神・西勇 3試合ぶりQSで試合つくった「仕事はできたかなと思います」岡田監督も及第点

[ 2023年5月11日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神0-5ヤクルト ( 2023年5月10日    甲子園 )

4回2死満塁、オスナに先制の2点適時打を浴びた西勇。中央は村上(撮影・北條 貴史)
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 阪神の先発・西勇は6回2/3を3失点と耐えた。「試合(をつくれた)というふうになったというのは、仕事はできたかなと思います」。前々回4月26日の巨人戦は3回5失点、前回3日の中日戦は2回6失点と2戦連続でノックアウトを食らっていた。この日は3試合ぶりのクオリティースタート(QS=6回以上、自責3以内)を記録。登板5戦連続で先制点を許すなど完調ではないものの、ゲームメークした。

 悔やむべきは0―0で迎えた3回の攻撃だ。無死一、二塁の場面で2度の送りバント失敗の末に最後はバスターで遊ゴロ。走者を進められずに後続も倒れたことで風向きが変わった。直後の4回は2死から3四死球で満塁とされると、オスナに決勝の2点左前打を浴びた。「よう投げた」。岡田監督は及第点を与えたが、絶好の先制機を自らのミスで逃した15年目右腕は、悔しさをかみ殺しながら引き揚げた。

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