巨人・坂本勇人が球団最多、通算422二塁打達成! 王貞治が22年間で残した数字に17年目で並ぶ

[ 2023年5月11日 19:13 ]

セ・リーグ   巨人―DeNA ( 2023年5月11日    横浜 )

<D・巨>3回、二塁打を放つ坂本(撮影・藤山 由理)
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 巨人の坂本勇人内野手(34)がDeNA戦(横浜)で今季6本目となる二塁打を放ち、通算422二塁打をマーク。王貞治の持つ球団最多記録に並んだ。NPB歴代では6位タイ。

 「3番・遊撃」に入り、7日の中日戦(バンテリンD)から3試合連続のスタメン出場。1―0で迎えた3回、1死一塁で入った第2打席だった。相手先発左腕・東がカウント2―2から投じた6球目、外角ツーシームを叩くと、打球は左中間を真っ二つに割る二塁打となった。王貞治が22年間の現役生活でマークした422二塁打に坂本はプロ17年目で到達した。

 今季は開幕22打席ノーヒットなど長く打撃不振に苦しんだが、今月2日のヤクルト戦(東京D)から5日の中日戦(バンテリンD)まで4試合連続複数安打。5日の試合では10試合ぶりにスタメンを外れたが、5回に代打で登場して2打数2安打1打点と活躍するなど5月の月間成績は試合前まで打率.409(22打数9安打)、1本塁打、6打点と完全復調していた。

 また、この二塁打で通算2228安打とし、通算安打数でも大杉勝男(ヤクルト)の歴代18位記録に並んでいる。

 【NPB通算二塁打10傑】
1位 立浪 和義(中日) 487
2位 福本 豊(阪急) 449
3位 山内 一弘(広島) 448
4位 金本 知憲(阪神) 440
5位 稲葉 篤紀(日本ハム)429
6位 王  貞治(巨人) 422
6位 坂本 勇人(巨人)422
8位 張本  勲(ロッテ) 420
9位 長嶋 茂雄(巨人) 418
10位 松井稼頭央(西武) 411
※所属は最終、現役は坂本のみ

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