亜大が4年生の活躍で先勝 エース草加は2安打完封で4勝目 5番・古山がリーグ戦初本塁打

[ 2023年5月11日 12:56 ]

東都大学野球 第4週第1日   亜大2―0駒大 ( 2023年5月11日    神宮 )

<駒大・亜大>2安打完封した亜大の草加(撮影・村井 樹)
Photo By スポニチ

 今秋ドラフト候補の最速152キロ右腕・草加勝投手(4年)が今季4完封目で4勝目を挙げ、亜大が先勝。草加は「勝利につながるようなピッチングができたので良かった」と笑みを浮かべた。

 調子が悪い中でも最後までゼロを並べた。生田勉監督が「きょうが一番悪かったように思える」と話せば、「初回も先頭から四球出してしまって調子は良くないなとは思った」と振り返った草加。それでも、走者がいない場面でもクイックで投じるなどして打者のタイミングを外し、許した安打はわずか2本。本調子でなくてもチームを勝利に導き、「“自分が抑えないと”という気持ちはあるので完封できて良かった」と胸を張った。

 生田監督が「このカードが一番大事なので」と意図を語った通り、この日は草加も含めて4年生9人が先発出場。「5番・左翼」で今季2度目の先発出場した古山慎吾外野手(4年)は、2回先頭の第1打席で先制右越えソロを放ち、見事期待に応えた。この一発がリーグ戦初本塁打にもなり「うれしかった。4年生としても勝ちを挙げることができて良かった」と笑みを浮かべた。(村井 樹)

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年5月11日のニュース