法大 V争い踏みとどまった!不調4番・内海貴が土壇場で逆転弾「いい景色、いい放物線だった」

[ 2023年5月11日 04:30 ]

東京六大学野球 第5週最終日   法大4-2早大 ( 2023年5月10日    神宮 )

<早大・法大>9回、逆転となる2ランを放つ法大・内海貴(撮影・大城 有生希)
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 4回戦1試合が行われ、法大が早大を4―2で下し、2勝1敗1分けで勝ち点を3に伸ばし、優勝争いに踏みとどまった。4番の内海貴斗内野手(4年)が土壇場の9回に逆転2ランを放ち勝利に貢献。3連投のエース左腕・尾崎完太投手(4年)が2回5安打無失点で3勝目をつかんだ。

 法大は苦しんでいた4番が最後に大仕事をやってのけた。1点を追う9回1死一塁から逆転2ランを放った内海貴は「いい景色、いい放物線だった。チームに迷惑をかけていたので最後に返せたかな」と喜んだ。試合前までの打率は・244。この日も第3打席まで無安打だったが、土壇場で内角直球を豪快に右翼スタンドに叩き込んだ。負ければ優勝の可能性が消滅する大一番を制して20年春以来、3年ぶりのリーグ制覇に望みをつなぎ、加藤重雄監督も「心臓が飛び出るぐらいうれしかった」と主砲の一打に感謝した。

 ▼早大・小宮山悟監督(9回逆転負けに)残念な負け方で課題がよく分かった。なんとか明治戦を頑張って、早慶戦まで望みをつなぎたい。

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