和歌山大4度目V 金谷主将「春連覇を達成できるのはウチしかいないと話していた。素直にうれしい」

[ 2022年4月27日 05:30 ]

近畿学生野球・第4節 ( 2022年4月26日 )

大原監督を胴上げする和歌山大ナイン
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 3回戦2試合が行われ、奈良学園大が大阪公立大に敗れて2位以下5校の勝ち点3以下が確定したため、最終節を残して勝ち点4の和歌山大が2季ぶり4度目のリーグ優勝を決めた。全国一番乗りで、全日本大学野球選手権(6月6日から7日間、神宮ほか)への出場権を手にした。

 この日午後からの練習前に、和歌山大ナインは吉報に接した。金谷温宜主将は「春連覇を達成できるのはウチしかいないと話していた。素直にうれしい」と喜びをかみしめた。

 昨年の選手権2回戦で優勝した慶大に2―4と善戦したチームからスタメン6人が卒業したが、金谷を中心にチームは結束。1月中旬から約2カ月、コロナ下で全体練習ができなくても、LINEグループで個々の打撃フォーム映像を共有するなど連携を深めた。阪南大1回戦では1点を追う9回2死から逆転サヨナラ勝ち。主将は「しぶとさは今年の方がある」と胸を張る。最終節で初の完全優勝を達成し、東京へと乗り込む。(北野 将市)

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