ロッテ負けなかった!サヨナラ好機逃すも連日の“苦手延長戦”で今季初の引き分け

[ 2022年4月27日 22:19 ]

パ・リーグ   ロッテ3―3楽天 ( 2022年4月27日    ZOZOマリン )

<ロ・楽>延長11回、1死ニ、三塁から佐藤都の内野ゴロで和田は本塁タッチアウト。捕手・炭谷(撮影・長久保 豊)
Photo By スポニチ

 ロッテは27日、本拠での楽天戦(ZOZOマリン)に3―3で今季初の引き分け。2試合連続での延長戦となり、ベンチ入りした投手9人中8人を投入する展開となったが、2試合続けて守護神・益田を欠いたリリーフ陣が奮起。今季1勝5敗と“苦手”としている延長戦で引き分けに持ち込むことに成功した。

 打線は1点を追いかける3回、2死一、二塁から中村奨が1号逆転3ラン。相手先発・岸の投じた初球、真ん中やや高め140キロのストレートを完璧に捉え、左翼スタンドへの綺麗な放物線を描いて見せた。

 先発の本前は初回、浅村に4号ソロを浴び先制点を許すも2回以降は安定感抜群の投球を披露。3回は1死一、二塁と得点圏に走者を背負うも小深田を左飛、浅村をニゴロに封じ無失点。2回から6回まで許した安打は1本のみ。打者21人に対し98球、被安打3、奪三振3、与四球1という内容で勝ち投手の権利を手にしたまま降板した。

 しかし3―1とリードした7回、2番手の広畑がマルモレホスに痛恨の3号同点2ランを被弾。その後2死満塁のピンチを迎えたが、3番手・中村稔が後続を抑え逆転は許さず。試合は3―3のまま連日の延長戦へともつれ込んだ。

 すると11回、先頭の和田が左中間を破る二塁打で出塁。続く中村奨がきっちり犠打を決めるなど1死二、三塁とチャンスを広げたが、佐藤都が遊ゴロ、代打・菅野がニ飛に倒れ無得点。それでもベンチしたリリーフ陣がほぼフル稼働する継投で無失点。守護神・益田が2試合連続でベンチから外れた“窮地”を救った。

▼ロッテの延長戦今季成績
3月27日楽天(●5―6)
3月29日ソフトバンク(●1―2)
4月1日西武(○2―1)
4月17日日本ハム(●0―1)
4月23日オリックス(●2―3)
4月26日楽天(●2―3)
4月27日楽天(△3─3)

続きを表示

この記事のフォト

2022年4月27日のニュース