阪神・矢野監督「ある意味いい攻撃」 適時打なしでの勝利に手応えも三重殺には「本当に恥ずかしいプレー」

[ 2022年4月27日 22:15 ]

セ・リーグ   阪神3-1中日 ( 2022年4月27日    甲子園 )

<神・中>4回、糸井のタッチアウトを巡ってリクエストを行使するも判定は覆らずベンチで厳しい表情の矢野監督(右)(撮影・北條 貴史)
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 敵失と内野ゴロの間の得点で競り勝った阪神・矢野監督は、これまではできなかった「いやらしい攻撃」に手応えを口にした。

 「きれいな点の取り方じゃないですけど、逆にこういう点の取り方が今まで少なかったんで。ある意味いい攻撃ができたかなと思います」

 今季は適時打の以前に、進塁打が打てず、走者が塁に釘付けになるケースが多かった。今季最多の11得点を挙げた24日ヤクルト戦は3本塁打で派手に打ち勝ったが、試合後には「アウトになっても一個進めるとか。そういうしぶとさが大事になってくる」と話していた。本塁打が比較的出にくい甲子園を本拠地とするだけに、この日のような勝ち方は今後につながるはずだ。

 一方で守備、走塁では両チームとも凡プレーが連発。4回無死一、二塁では高山の一直で一塁走者の山本が帰塁できず、アウトカウントを間違えたのか二塁走者・糸井まで飛び出してアウトになるトリプルプレーも記録。阪神では23年ぶりとなる三重殺には「あれは本当に恥ずかしいプレー。あってはならないプレーやと思うんで」と、猛省を促した。

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