元阪神、オリックスの三菱重工West・金田が社会人で初の150キロ

[ 2022年4月27日 17:18 ]

わかさ生活第72回JABA京都大会 予選リーグCブロック   三菱重工West3―1ツネイシブルーパイレーツ ( 2022年4月27日    わかさスタジアム京都 )

<三菱重工West・ツネイシブルーパイレーツ>社会人で初の150キロを計測した三菱重工West・金田和之
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 阪神、オリックスで活躍した加入1年目の三菱重工West・金田和之投手(31=大院大)が3―1の9回に登板。2安打を浴びたが、加入後初の150キロを2球計測し、1回無失点で試合を締めた。

 「調子は良かったんですけど、2本打たれてしまったので、そこは反省点です。初めて150キロに乗ったことは良かった」

 3番目の年長選手。主に救援としてプロで通算12勝を挙げた経験を買われ、クローザーを任されている。新天地で心機一転、輝ける場所を得て「一発勝負で戦うのが楽しいし、面白い」とすっかり社会人野球に溶け込んだ。津野祐貴監督(35)も「背中で引っ張るタイプ。後輩たちにプロでの経験を伝えてくれている」と相乗効果を実感している。

 金田も「自分のできる範囲で教えたり、見せたりするようにはしています」と、惜しむことなく技術を伝授している。「チームとして日本一を掲げているので、自分もその力になれるように」。プロで実現できなかった頂点をつかむ。

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2022年4月27日のニュース