ヤンキースのリゾが史上最短距離の?3本塁打 ジャッジはチーム3人目の30歳のバースデー弾

[ 2022年4月27日 12:28 ]

オリオールズ戦で3本塁打を放ったヤンキースのリゾ(AP)
Photo By AP

 ヤンキースのアンソニー・リゾ内野手(32)が26日に地元ニューヨークで行われたオリオールズ戦で3本塁打を放った。

 「三番・一塁」で先発したリゾは初回こそ一ゴロだったが、3回の第2打席ではオリオールズ先発右腕のジョーダン・ライルズ(31)から6号3ラン。5回の第3打席でもライルズから7号2ランをマークし、8回の第5打席では4番手の左腕、アレクザンダー・ウェルズ(25)から8号ソロを記録した。いずれも右越えとなった本塁打のそれぞれの飛距離は6号が346フィート、7号は378フィート、8号は327フィート。3本の平均飛距離350・3フィート(106・8メートル)は、データ解析ツールの「スタットキャスト」による計測が始まった2015年以降における「1試合3発」の平均飛距離としては最短となった。

 この日は5打数4安打で6打点。リゾは昨季49試合に出場して8本塁打だったが、今季は17試合目でその数に並んで、現時点での本塁打数はリーグ全体のトップとなっている。

 試合は12―8でヤンキースが勝って4連勝で11勝6敗。敗れたオリオールズは6勝11敗となった。

 また「二番・DH」で出場したアーロン・ジャッジはこの日が30歳のバースデーだったが、8回リゾが3本目の本塁打を放つ前に4号ソロ。30歳の誕生日に本塁打を記録したのはヤンキースではルー・ゲーリッグ(1933年)とジェリー・マンフリー(1982年)に続いて3人目となった。

続きを表示

この記事のフォト

2022年4月27日のニュース