巨人メルセデス、リーグ単独トップ4勝目へ7回2安打零封 初回1死満塁切り抜け、2回以降は二塁踏ませず

[ 2022年4月27日 20:31 ]

セ・リーグ   巨人―DeNA ( 2022年4月27日    横浜 )

<D・巨>5回、佐野を打ち取り笑顔のメルセデス(撮影・島崎忠彦)
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 巨人の来日6年目左腕、C・C・メルセデス投手(28=ドミニカ共和国)がDeNA戦(横浜)で今季4度目の先発登板。大量援護にも守られて7回2安打無失点と好投し、リーグ単独トップとなる4勝目の権利を得て降板した。

 初回に1安打2四球で1死満塁のピンチを招いたが、大田をスライダーで、大和を内角低め直球で連続三振に仕留めて切り抜けると、あとはスイスイ。打線も4回に中島の球団最年長記録を更新する39歳8カ月での満塁弾が飛び出して一挙4点を先制すると、5回には1死満塁で丸に2点適時打が出て6点リード。大量援護を受けたメルセデスは2回以降わずか1安打で二塁を踏ませなかった。

 投球内容は7回で打者26人に対して117球を投げ、2安打0失点。6三振を奪い、与えた四球は3つだった。

 メルセデスは3月30日のヤクルト戦(神宮)で6回途中2安打無失点と好投して今季初勝利。4月6日の広島戦(マツダ)は7回6安打1失点、13日のDeNA戦(那覇)は6回途中6安打3失点で開幕3連勝を飾った。前回登板した20日の広島戦(東京D)は6回途中6安打3失点と今季初めてリードを許したが、降板後に味方打線が試合をひっくり返して今季初黒星が消滅していた。

 このまま勝利を収めると、メルセデスは2018年の開幕3連勝を抜き、自身初の開幕4連勝となる。

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2022年4月27日のニュース