阪神 中日戦雨天中止でローテ再編 27日に西勇、28日に秋山をスライド投入 西純は今後も1軍に同行へ

[ 2022年4月27日 05:30 ]

花の模様が散りばめられた和テイストのグラブでキャッチボールを行う秋山(撮影・北條 貴史)
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 阪神は雨天中止を受けた先発ローテーション再編で、27日の中日戦に西勇、28日の同戦には秋山を、ともにスライド投入することが26日、分かった。

 この日、1軍に合流した秋山は「この期間に自分のピッチングを見つめ直した。自分主導で考えることが多すぎたので、バッターが嫌がることを考えてきた」と10日の降格後、2軍で持ち味を再確認することに取り組んだことを明かした。

 10勝をマークした昨季、中日戦は3試合登板1勝0敗ながら、防御率0・47と安定した数字を発揮した。4番・ビシエドにも対戦打率・222と分が良く、相性の良さも28日先発の決め手になった。

 投球練習を見守った金村投手コーチも「状態はすごく良い。打者には投げてないけど、1軍でできると判断している」と2試合登板で0勝2敗に終わった序盤からの変わり身を期待。秋山も「強い気持ちでやっていくだけ。ここからしっかりやり返すつもり」と気持ちを引き締めた。

 また25日から合流した西純は今後も1軍に同行し、登板機会を探っていく方針。矢野監督は「角度がついて、縦のスライダーも良い感じになっている。(伊藤)将司も(藤浪)晋太郎もまだ間に合う状況じゃない。そういうところで頑張ってほしい」とゴールデンウイークの秘密兵器として期待を寄せた。(鈴木 光)

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