日本ハム・松本がリーグトップの打率4割、10盗塁「ボスが後押ししてくれている」

[ 2022年4月27日 14:00 ]

26日オリックス戦の2回、打者・野村の時、二盗を決める松本剛(撮影・西海健太郎)
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 日本ハムの松本剛が、敗戦の中で気を吐いた。26日のオリックス戦で3打数2安打を放ち、打率は4割に再浮上。走っては、2盗塁をマークして10盗塁に到達した。打率、盗塁ともにリーグトップを独走しており「素直にうれしい。ボス(新庄監督)が後押ししてくれているので、そこはすごい感謝ですね」と笑みを浮かべた。

 昨季の沢村賞右腕・山本を攻め立てた。2回に先頭で8戦連続安打となる中前打で出塁すると、1死からは今季9盗塁目をマーク。4回には三塁手の頭上をバウンドで越す二塁打でチャンスを拡大し「引っ張りにいったので、あの球に関しては運良く抜けた。ラッキーでしたね」。続く石井の右前打で待望の先制点を奪った。

 そこで終わらない。1点を奪ってなおも無死一、三塁。カウント1―1から一塁走者の石井がスタートし、捕手の若月が二塁へ送球した瞬間に三塁走者の松本剛が完璧な重盗で2点目を奪った。捕手の偽投も考えられたが「思い切っていくだけ。三塁に投げられても(サインだから)僕の責任ではない」と割り切っていた。

 2万人が集まった今季初の東京ドームで今季3度目の3連敗。連敗を止めることはできなかったが、松本剛の勢いも止まらない。(清藤 駿太)

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2022年4月27日のニュース