巨人メルセデス、リーグ単独トップ4勝目「イッショウケンメイ、ガンバッテイキマス!」

[ 2022年4月27日 21:23 ]

セ・リーグ   巨人8―2DeNA ( 2022年4月27日    横浜 )

<D・巨>5回、佐野を打ち取り笑顔のメルセデス(撮影・島崎忠彦)
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 巨人の来日6年目左腕、C・C・メルセデス投手(28=ドミニカ共和国)がDeNA戦(横浜)で今季4度目の先発登板。大量援護にも守られて7回2安打無失点と好投し、リーグ単独トップとなる4勝目を挙げた。メルセデスの開幕4連勝は自身初。

 初回に1安打2四球で1死満塁のピンチを招いたが、大田をスライダーで、大和を内角低め直球で連続三振に仕留めて切り抜けると、あとはスイスイ。打線も4回に中島の球団最年長記録を更新する39歳8カ月での満塁弾が飛び出して一挙4点を先制すると、5回には1死満塁で丸に2点適時打が出て6点リード。大量援護を受けたメルセデスは2回以降わずか1安打で二塁を踏ませなかった。

 試合後、敵地でのヒーローインタビューに臨んだメルセデスは好投を祝福され「アリガトウゴザイマス」と日本語でうれしそうに第一声。「初回は少し苦労してしまったんですけど、皆さんのおかげで、また神様のおかげもあって、なんとかピンチを切り抜けて、その後は素早く修正することができたかなと思います」とマウンドを振り返った。

 中島の満塁弾など打線の強力援護には「中島選手のホームランもそうですし、必要な時に本当にいい時にいいバッティングをしてくれて、ほかの選手も含めて本当に助けてもらったと思います」と感謝。リーグ単独トップの4勝目については、通訳に確認しながら「イッショウケンメイ、ガンバッテイキマス!」と笑顔。「アリガトウゴザイマス!」と最後まで日本語で締めくくった。

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2022年4月27日のニュース