ロッテ・朗希に詰め寄った白井審判員に“注意” 審判長「別の方法で対応すべき」

[ 2022年4月27日 05:30 ]

24日のオリックス―ロッテ戦の2回、佐々木朗(左)のもとに詰め寄る白井球審(撮影・成瀬 徹)
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 日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は26日、ロッテ・佐々木朗希投手(20)の判定への態度に対して球審の白井一行審判員(44)が試合中に詰め寄った問題で友寄正人審判長(64)が「別の方法で対応すべきだった」と指摘したことを明かした。

 白井審判員は24日の京セラドームで行われたオリックス―ロッテ戦の2回、佐々木朗が安達への際どい外角直球がボールと判定されて苦笑いを浮かべると、直後に言葉を発しながらマウンド付近まで近づいていった。当日は試合後に友寄審判長が白井審判員へ電話で連絡。友寄審判長は「審判員が試合中に選手へ注意や指導することはあるが、今回のような形ではなく別の方法で対応すべきだった」と指摘し白井審判員も理解を示したという。

 NPBにはファンからメールなどで批判的な意見が多数寄せられているというが、井原事務局長は今後の対応について「処分になるような根拠規定はない。何らかの処分をする対象とは考えていない」と語った。

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2022年4月27日のニュース