東京六大学野球 慶大が逆転勝ちで立大下す 3番広瀬が逆転3ラン

[ 2022年4月23日 14:50 ]

東京六大学野球春季リーグ第3週第1日   慶大4―2立大 ( 2022年4月23日    神宮 )

<慶大・立大>8回、逆転3ランを放った広瀬(手前左)を笑顔で迎える慶大ナイン(撮影・木村 揚輔)
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 3季連続優勝を目指す慶大は、終盤の逆転劇で立大を下した。これで立大戦は18年秋から1引き分けを挟んで12連勝とした。0―2の8回1死一、二塁で3番・広瀬隆太内野手(3年)が中越えの逆転3ラン。「上がりすぎたのでセンターフライかなと思いました。なんとか入って良かったです」と表情を緩めた。

 プロ注目の立大の先発・荘司康誠投手(4年)が最速151キロを計測するなど、打線は7回まで2安打に抑え込まれた。投手が交代してからの一発に「荘司選手の時も真っすぐ中心で攻められていたので、真っすぐがくるだろうなと思っていた。リラックスして高めの球だけを打つイメージでいきました」と狙い通りの高めの直球を豪快に打ち返した。

 昨年に4番だったソフトバンクのドラフト2位・正木の存在の大きさも感じる。目標とする打者はその正木で「正木さんはホームランで流れを持ってきていた。僕も正木さんのような存在になれればと思う」と話す。これでリーグ戦通算8本目で正木の10本まであと2本に迫るが「ホームランを狙いすぎるとあまりよくないので、捉えることを意識していきたい。打率3割は打ちたい」と誓った。

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