【阪神・矢野監督語録】球団最速25試合目で20敗到達「重圧というのは別にないと思うんだけどね…」

[ 2022年4月23日 21:15 ]

セ・リーグ   阪神0-1ヤクルト ( 2022年4月23日    神宮 )

<ヤ・神> 8回、投手交代を告げる矢野監督 (撮影・平嶋 理子)
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 阪神は23日のヤクルト戦に今季6度目の零敗を喫した。球団史上最速となる25試合目での20敗到達となった。

 以下、矢野監督の一問一答。

 ―ウィルカーソンは一発に泣く形になったが
 「泣くというか、打線が何とかせなあかんよね、そら。ピッチング的には四球なしやったっけ。泣いたっていうような、そんなピッチングじゃないでしょ。しっかりした投球をしてくれたんでね」

 ―相手も初対戦ではあったが今後も期待できそう
 「もちろん、もちろん。いろんなバリエーションのアウトの取り方ができるんで、そんなに対戦したからといって、簡単という感じには思わないよね、うん」

 ―やはり初回が
 「いや、もうそこしかないよね。初回でつぶせるチャンスがありながらね、今日の試合なんか絶対勝たなあかんし。いつも終わってからの話になるんで、結果論にはなるけど、あそこ(初回)で崩せてたら、たぶんあそこ(6回)まで行くことも無かったと思うし、あそこ(初回)で点取れない、というのがもう全てやね」

 ―2回以降は走者を出すのも難しい状況だったが、やはり上位が出て主軸にまわるところの方が手堅くいきやすい
 「うーん、それはあるよね。拓夢(中野)で長打という感じもないんで。島田のスタート自体も悪くなかったし、まあ、いいチャレンジだったと俺は思っているし。どこかで一番点が取れる、確率が上がるところで勝負していかないとダメなので。そういうところで勝負しにいったんやけど、それはもう相手があることなので、それを俺は受け止めているし。うーん、まあ、初回のところとね。チカ(近本)の状態も、今日の内容はそんなに悪くなかったんで、まあチカがやっぱり出てっていうところがうちの流れになると思うんで。そこの状態が上がってきてくれるという期待はしたいけど」

 ―1点差や完封負けが多くなってしまっているが、重圧もかかる場面で打たなくてはいけない
 「重圧というのは別にないと思うんだけどね。まあ、1点差を勝っていかないとダメなチームなのでね、うちは。そんなにガンガン点を取ってというチームじゃないから。だからこそ、こういう試合を勝って、いい流れ、いいムードを作りながら、その中でバッター陣の状態が上がってくる(ようにしないと)。ピッチャーはここ最近そんなこと言ってるけど、みんな落ち着いて投球してくれているんで。だからこそ打線の奮起が必要だし、俺自身もどうやって点を取るかっていうのを考えていかないといけないかなと思います」

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2022年4月23日のニュース