阪神・平田2軍監督「根性が違うわ。俺が鍛えた選手や、やっぱり」北條のガッツを絶賛

[ 2022年4月23日 16:41 ]

ウエスタン・リーグ   阪神2-2オリックス ( 2022年4月23日    鳴尾浜 )

阪神の平田2軍監督
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 8連敗中の阪神2軍は延長10回ドローに終わった。以下は平田2軍監督の試合後の一問一答。

 ――桐敷が好投。

 「大したもん。大したもんというか、これぐらいは投げれるとは思ったけど、落ち着いてコントロールがいい。ボールのキレもちょっと疲れも取れたかなってところもあるし。そういうところでは安定した、ピンチにも動じず、投球術というかな、そういうのはなかなかのものがあったね」

 ―ー今後は先発で

 「もちろんもちろん。先発でこうやってやらせていきながら、リリーフはまたできると思うし、ちょっと5、6回くらい球がうわずったけど、ピンチでもしっかりと抑えることができたんでね」

 ――井上が3回に適時打

 「ああいうヒットよ。ボカーンもいいけど、チャンスではアウトコース低めのボールを食らい付いて一、二塁間。こういうこともやっぱり数字を残さなあかん。2割そこそこじゃさ、ポカーンとまぐれでさ。宝くじじゃないんだから。それも魅力だよ。魅力だけど、三振していいっちゅうことはないんだから。君らは三振かホームランかなんか調子のいいこと書くけど、やっぱり三振しないに越したことない。今日みたいなヒットを、なんとか食らいついていく、打点を稼ぐ、4番の仕事をする。ファームとはいえ、そういうところを覚えていかないと、甘いボール、カウントが甘い時はポカーンといっていいけど、追い込まれた時はそういうことも意識せなあかんわな」

 ――北條が代打で実戦復帰

 「やっぱり内容いいね。こんなブランクがあっても、レフトライナーといい、ショートゴロも粘って、粘ってだし。こういうところはまたベンチでも、根性が違うわ。こういうところを若い選手は見習わなあかんよ。俺が鍛えた選手や、やっぱり」

 ――結果としては9戦未勝利

 「そういうことは全く気にしてないんだよ。こういう、緊張感のあるゲームをして、岡留なんかやっぱりトップバッターのこういう緊張感をしとけば、やっぱり。1軍じゃないんだから。キャッチャーが5人も6人も出たり、今日片山じゃなかったら、見たやろ、板山さんのサード。あれ片山がやってみ。片山が悪いわけじゃないねん。やっぱり板さんがサード守ってさ、全然こんなに違うんだって思ったもん。やっぱり守りっちゅうか。もう打つどころじゃなくなってるやん片山も。そういうところが、こうやって人数がそろったり、ある程度してきたらこういう締まったゲーム。締まったゲームをして、オリックスのピッチャーも150キロ前後軒並みやで。ただこれを金本(知憲氏)でも短く持って、ビュッと1軍で打っとんたんや。そういうところもちょっとずつ。短く持つのがえらいわけじゃないけど、遠藤なんかも自分のスタイルというかそういうところを身につけようとしてるやん。そういうところを感じてほしいんだよ。150キロのピッチャーと対戦するのに長く持ってね。受け身だから。金本のバットスイングを見せてやりたいよ。そういうところはやっぱり、世界の金本でも成績残すための工夫をしてきた。そういうところよ」

 ――ケラーは

 「今日はカーブあんまり投げなかったね。真っすぐは力があるのでね、これにカーブの精度、彼はカーブにこだわっているので、その辺を上げてきたら、最初は打たれたけど、力がついていくんじゃない」

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2022年4月23日のニュース