近大のドラフト候補・久保が甲子園で1失点完投 「テレビで見ている球場に立っている独特な感じ」

[ 2022年4月23日 05:30 ]

関西学生野球第4節   近大2-1同大 ( 2022年4月22日    甲子園 )

<近大・同大>9回を1失点完投した近大の先発、久保玲司(撮影・岸 良祐)
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 1回戦2試合が行われ、近大は同大に先勝して開幕5連勝を飾り、単独首位に浮上した。近大は今秋ドラフト候補左腕の先発・久保玲司(4年)が1失点完投で2勝目。今節はリーグ史上初めて3日間で全6大学が各2試合を甲子園球場で戦う日程で開催されている。

 今秋ドラフト候補左腕の近大・久保が先発し、5安打1失点完投勝利。リーグトップタイの2勝目を挙げ、開幕5連勝に導いた。

 「いつもテレビで見ている球場に自分が立っている独特な感じでした。本当にすごくうれしいです」

 自身初体験となった聖地のマウンドに序盤は力み、四球も絡んで先制点を許した。だが2回以降は立ち直り、無四球と安定。9球団スカウトに加えて侍ジャパン・栗山英樹監督も視察に訪れたが「意識しないようにしていました」と自身の投球に徹し、ゴロアウト11と打たせて取った。

 最速151キロを誇るが、この日は130キロ台後半の直球が中心。「もともと速球派だと思っていない。今の力感がベスト」と久保。目指すは48度目の頂点だけだ。

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2022年4月23日のニュース