阪神 12球団最速で20敗目…25試合目での到達は球団ワースト更新 高い勝率「2割」の壁

[ 2022年4月23日 20:31 ]

セ・リーグ   阪神0-1ヤクルト ( 2022年4月23日    神宮 )

<ヤ・神>ベンチで打つ手の無い矢野監督(撮影・久冨木 修)       
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 阪神は今季6度目の零敗を喫し、今季25試合目で早くも20敗目。25試合目での到達は、91年の27試合目を更新する球団最速となった。この日勝利していれば今季初めて勝率が2割に乗ったが及ばず(・208)、再び今季最多タイの借金16となった。

 前日10安打6得点の打線が、この日は嘘のように沈黙した。初回1死満塁の好機で5番・ロハスが捕邪飛、6番で今季初スタメンの小野寺が見逃し三振。先制の好機を逃すと、ヤクルト先発・石川の老練な投球術に翻弄(ほんろう)された。4回1死一塁では小野寺が二ゴロ併殺打、5回無死一塁では梅野が遊ゴロ併殺打。ベテラン左腕に6回まで無得点に抑えられ、7回以降は梅野、田口、マクガフの継投に封じ込まれた。

 7回途中まで青木のソロ本塁打1本に抑えた先発のウィルカーソンを見殺しにした。さまよえる猛虎がなかなか波に乗れない。

 前日22日の勝利で、開幕からのビジター球場での連敗は「12」でストップしたが、苦難がなかなか終わらない。

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2022年4月23日のニュース