東京六大学野球を視察の侍ジャパン・栗山監督「参考になる。代打バント、侍でもある」

[ 2022年4月23日 16:44 ]

<慶大・立大>試合を視察する栗山監督(撮影・木村 揚輔)
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 侍ジャパンの栗山英樹監督(60)が23日、神宮球場で東京六大学野球春季リーグ戦を視察した。前日22日の関西学生野球に続く大学野球の視察。来年に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)へ向けてアマ野球からも作戦面や采配などの参考にしたい考えで、立大の終盤の継投が乱れて慶大が逆転勝ちした第1試合について「典型的な野球の怖さが見えた」と話した。そんな中、作戦面に着目したのが、7回無死一塁から立大が代打に送りバントをさせた場面だ。「代打バント、侍でもあるよ」と強調した。

 昨夏の東京五輪でも米国代表との準々決勝で、タイブレークに突入した延長10回に侍ジャパンの栗原(ソフトバンク)が代打で送りバントに成功。サヨナラ勝ちにつなげた。1点が勝負を分ける短期決戦。栗山監督は「人が点を取るスポーツで、どう人を持って行くか。いろんな駆け引きの中で日本の野球を確認しながら、今日は参考になった」とし、第2試合の明大―早大戦までグラウンドへ熱視線を送っていた。

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2022年4月23日のニュース