巨人・山崎伊、開幕ローテ入り　4回途中6失点KOも桑田コーチ「そう考えています」

オープン戦   巨人2―7ロッテ （ 2022年3月19日    東京D ）

＜巨・ロ＞3回2死一塁、レアードに2点本塁打を浴び、ガックリの山崎伊（撮影・河野　光希）
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　巨人の2年目右腕・山崎伊織投手（23）が開幕ローテーション入りすることが19日、決定的となった。

　同日行われたロッテ戦（東京D）でオープン戦3度目の先発登板。3回にプロ初被弾から1イニング2本塁打を浴びるなど、4回途中7安打6失点でKOされたが、試合後、巨人の桑田真澄投手チーフコーチ（53）は山崎伊について、まずは開幕ローテ入りかと問われると「そう考えています」と回答した。

　山崎伊は明石商、東海大を経て2020年ドラフト2位で巨人入り。プロ入りする前の同年6月に右肘のトミー・ジョン手術を受けた影響でルーキーイヤーの21年は登板がなかった。

　試合後、桑田コーチとの一問一答は以下の通り。

　――山崎伊は6失点

　「ボールが全体的に高いという印象。やっぱり高めは打たれやすいですよね。基本である低めにしっかり投げていくことが大事だというのを彼自身が学んだのでは」

　――投げるスタミナは

　「試合で投げていかないとつかない。今日は80球を目指していた。なんとかそれぐらいは投げられたので、投げるスタミナ的にはね。球数的にはクリアしたけど、内容があまりよくなかったですよね」

　――今後は

　「1軍で考えていますけどね」

　――2軍で高橋が好投したが

　「今年は6人が固定できるというシーズンじゃない。いろいろ考えながら調子がいい人が投げていくようになると思う」

　――これから見極め

　「そうですね」

　――山崎伊はまずは開幕ローテか

　「そう考えています」

　――直江、戸田は

　「内容がもう一つ寂しい。もう少し内容も抑えてほしいと思っています。今年は四死球を減らそうという目標でやっている。出していい四球と出してはいけない四球がある。彼らには反省を求めている」

　――開幕ローテ、最初の6人は

　「オープン戦が終わってからですね」

　――最後まで見極め

　「そうですね」

　――外国人2人の予定は

　「2軍戦で何試合か投げて話し合いをして決めようと彼らと話しました」

　――1週目は間に合わない

　「そうですね。シューメーカーは1カ所バッティング終わって、下で2試合、3試合組んでます。アンドリースはブルペン1、2回、1カ所バッティングから2、3試合と伝えました」