センバツに3年ぶりブラバン!浦和学院吹奏楽部「野球部の応援したくて入部した部員も」「感謝込めて応援」

[ 2022年3月19日 11:23 ]

トランペットを吹く吹奏楽部の松沢麻子部長(右)=撮影・柳内 遼平
Photo By スポニチ

 第94回選抜高校野球大会が19日、阪神甲子園球場で開幕。当初開幕予定だった18日が雨天順延となり、1日遅れで13日間の戦いが始まった。

 今大会は昨夏甲子園に続き、50人以内の制限はあるものの楽器を使う生徒の入場が認められ、センバツでは3年ぶりのブラバン復活となった。2020年は大会中止、21年は吹奏楽の生演奏が禁止されていた。第1試合の浦和学院―大分舞鶴が始まると、両校スタンドから吹奏楽が鳴り響いた。

 ネット上では「うおおおお!!ブラスバンド帰ってきたあ!これよ!これなんよ!」「甲子園の中継からブラスバンドの演奏聞こえてくるのが嬉しい」「甲子園にブラバンが帰ってきたーーー!!」「観客あり、アルプスから響くブラスバンドとメガホンの音、少しずつ甲子園が戻ってきた」「ブラバン激アツすぎる泣いてるおかえり」「ブラバン泣けるわ」などと投稿が続々と寄せられた。

 浦和学院吹奏楽部顧問の林真琴さん(30)は「直前まで甲子園に来れるかわからない状況だったので、決まった時は凄く喜んでいました。部員全員が初めての野球部応援。球場は不慣れなこともありますけど、工夫して頑張ってほしいです」とエール。

 トランペットを担当する部長の松沢麻子さん(3年)も「野球部の応援がしたくて入部した部員もたくさんいます。今日、甲子園に入っただけでウルウルしました。人生で1度あるかないかの幸せです。野球部に感謝を込めて応援したいです」と話した。

続きを表示

2022年3月19日のニュース