指導者はYouTube? 日本ハム新庄監督が“イマドキ”プロ選手事情明かす

[ 2022年3月19日 18:00 ]

日本ハム・新庄監督
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 日本ハムの新庄剛志監督(50)が、19日放送のTBS系「バース・デイ」(後4・30)に出演し、現役選手とコーチとの関係性について悩みを打ち明ける場面があった。

 番組では、新庄監督にカメラが5カ月、密着。監督就任決定後、リーダーとしての心構えを学ぼうと、日本ハム元オーナーで、自身が恩師と仰ぐ大社啓二氏の元を訪れる場面にも同行した。

 会話の中で新庄監督は、「今の選手はコーチに対して言うことを聞かなくなったポイントが、YouTubeらしくて。このコーチより、すごい選手だった人の方(の意見)を聞いた方が正しいと思っている時代だそうなんです」と、驚きの事実を語った。

 大社氏が「それを相手に理解させるのがコーチだと思います」と返すと、新庄監督は「コーチの人にそれを言ったら、『選手がお願いしてきたらするのがコーチ』と言っていたんです」と明かした。

 時代を感じさせる選手とコーチのやりとりだが、大社氏は新庄監督「選手の言うことを実現させる前に、必ずモニタリングという、きちっとしたミーティングをしなくちゃいけない」とアドバイスした。さらに「選手が目指しているものが、その選手に合っているか、正しいのか、そうなるためにどうしたらいいんだろうか、ということを教えるのがコーチングであり、コーチではないかなと思う」とも指摘。新庄監督は頭を下に落とし、考え込んでいた。

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2022年3月19日のニュース