浦和学院 センバツ7年ぶり初戦突破 エース宮城13K完封一番乗り 高山が大会1号 森大監督聖地初勝利

[ 2022年3月19日 11:56 ]

第94回選抜高校野球大会第1日第1試合 1回戦   浦和学院4ー0大分舞鶴 ( 2022年3月19日    甲子園 )

<浦和学院・大分舞鶴>浦和学院の先発・宮城(撮影・井垣 忠夫)
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 第94回選抜高校野球大会が19日、阪神甲子園球場で開幕。第1試合では強豪・浦和学院(埼玉)が21世紀枠で初出場した大分舞鶴を4―0で下した。

 エース左腕・宮城が2安打13奪三振完封の好投。4回には捕手・高山が大会1号となる中越え2ランなど3連打で3点を奪うと、5回にも1点を加えた。

 チームは7年ぶりのセンバツ白星。父の森士前監督からチームを引き継ぎ、今大会が甲子園初采配となった森大監督は聖地初勝利となった。

 ▼浦和学院・森大監督 緊張感のあるゲームの中で選手たちがよく落ち着いてプレーしてくれたと思う。私としてはプレッシャーあったけれど、昨夏前監督とプレーした選手が落ち着いてよく頑張った。1打席目からボールを叩く意識でと指示。キレがありましたので変えずに2巡目からとらえてくれた。クリーンアップがこの冬しっかり振った成果を発揮してくれて、安心して試合を見ることができた。打撃もそうだが、エースの宮城9回しっかり投げ切ったのが大きな成果。宮城は一番落ち着いていた。私も投手出身ですが、私よりも落ち着いていたと思う。今冬取り組んだストレートのキレが最後まで落ちることなく投げ切れた。(復刻ユニホーム)OBの皆さんがこのユニホームを着てプレーしている姿を見て憧れて浦和学院に入学した。OBの人たちの思いも胸に、次の試合に臨みたい。

 ▼浦和学院・高山(4回に大会1号2ラン) ストレートを狙って打ったが、緊張していたのでただ走るだけになってしまい、感覚を覚えていられなかった。バックスクリーンに入れたいという目標があったのでかなってうれしかった。4回は(それまで)点がとれなくて中軸から始まったので宮城を楽にさせたいと思った。(捕手としてリードした宮城は)いつもとおりのピッチングだった。まっすぐで押せたのがよかった

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